冷蔵庫を使っていると悩まされる『結露』。冷蔵庫を開けたら「内側が水滴だらけ」「食品がびしょびしょにぬれていた」といった経験をしたことはありませんか。
結露をそのままにしておくと、冷蔵庫の機能や寿命に影響を及ぼす可能性もあるため、適切な対処が必要です。
Panasonic(パナソニック)の公式サイトに掲載されている、冷蔵庫に結露ができる原因と対処法を見ていきましょう。
外気と庫内の温度・湿度に差があると、冷蔵庫の外側に結露ができてしまいます。
冷蔵庫周囲の温度が30℃前後で湿度が85%を超えている場合は、庫外と庫内の温度差により、冷蔵庫表面にくもりや結露が発生しやすくなります。温度や湿度が下がるよう、風通しをよくして様子をみてください。梅雨の時期や雨の日などは特に結露が発生しやすい環境になります。
パナソニック公式 ーより引用
結露を防止するには環境作りが大切です。室内の湿度が高い場合は、エアコンや除湿機を活用してみましょう。
ドアを閉め忘れていたり、食品や袋がドアに挟まって完全に閉まっていなかったりすると冷気が外に漏れ、ドアの周囲・パッキン・庫内に結露が発生する恐れがあります。
ドアを閉め忘れていないかこまめに確認し、ドアをしっかり閉めるようにしましょう。
ドアが完全に閉まっているにもかかわらず結露が改善しない場合は、パッキンが劣化している可能性があります。
ドアパッキンがゆがんだり劣化したりすると、冷蔵庫本体とパッキンの間に隙間ができることがあります。
隙間の有無は、付せんやメモ用紙を冷蔵庫本体とパッキンの間に挟み込むことで確認できます。ドアの上下左右すべての面で、付せんやメモ用紙を挟み込み、簡単に抜けないことを確認してください。
パナソニック公式 ーより引用
パッキンのゆがみが原因の場合は、ぬるま湯を含ませた柔らかい布でパッキンを温めると、ゆがみが元通りになることがあるそうです。
そのように対処した場合は、最後に必ず乾いた布で水分を拭き取ってください。
ゆがみが改善されない、また隙間がなく外気の影響も考えられないにもかかわらず結露が発生する場合は、販売店やメーカーに点検・修理を依頼しましょう。
結露対策は、冷蔵庫を大切に使うためには非常に重要です。結露によるリスクを避け、冷蔵庫を快適に使いましょう。
[文・構成/grape編集部]