那覇市の6月前半の降水量は過去最多に 沖縄地方はそろそろ梅雨…の画像はこちら >>
6月に入って、梅雨前線は南西諸島付近に停滞しやすく、沖縄地方は度々大雨となりました。那覇市の6月前半(6月1日~15日)の降水量の合計は657.0ミリと統計開始以来、最多となりました。
那覇市の6月前半の降水量 過去最多
6月に入ってから、梅雨前線が南西諸島付近に停滞し、沖縄地方では度々大雨となりました。那覇市の6月前半(6月1日~15日)の降水量の合計は657.0ミリとなりました。那覇市の6月前半の降水量の合計としては統計開始以来、最多となりました。6月前半の降水量が多い順は以下の通りです。①657.0ミリ(2024年)②520.4ミリ(1941年)③484.7ミリ(1952年)④439.0ミリ(1957年)
そろそろ梅雨明けへ
今日16日、沖縄地方の本島北部では、大雨警報(土砂災害)が発表されている市町村があります。これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、今日16日夕方にかけて土砂災害に警戒してください。明日17日も梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。19日(水)頃にかけても本島地方を中心に雨や雷雨になるでしょう。ただ、今週末以降は沖縄地方は、次第に太平洋高気圧に覆われる見込みです。晴れ間が広がり、いよいよ梅雨明けとなる可能性が高くなっています。なお、沖縄地方の平年の梅雨明けは6月21日ごろです。