18日は警報級の大雨になる可能性 広く梅雨入りするのはいつ?…の画像はこちら >>
18日は広く雨が降り、警報級の大雨になる可能性もあります。19日は晴れる所が多いでしょう。本州付近に前線が停滞しやすくなるのは、21日以降です。広く長雨の季節になるでしょう。一方、沖縄や奄美では、夏の太平洋高気圧に覆われて、盛夏到来となりそうです。
明日17日は前線が北上 九州など次第に雨
今日16日、前線が南西諸島から本州の南に停滞しています。伊豆諸島の八丈島で、午前9時26分までの1時間降水量34.0ミリの激しい雨を観測しました。沖縄や奄美でも、梅雨末期の大雨に警戒が必要です。明日17日、前線は北上し、九州や四国、中国地方を中心に次第に雨が降るでしょう。
18日は広く大雨に警戒 警報級の大雨になる可能性も
18日は、前線上の東シナ海で発生した低気圧が、本州の南岸を東へ進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるでしょう。九州から東北南部を中心に雨が降り、大雨になる恐れがあります。警報級の大雨になる可能性もあります。この雨のタイミングで、気象庁は「防災上の見地」から、九州北部地方から関東甲信の梅雨入りを発表する可能性があります。たとえ、梅雨入りの発表がなくても、大雨への備えをしておくとよいでしょう。
19日は晴れる所が多い 広く長雨の季節になるのはいつ?
19日は前線は南下し、20日にかけて晴れる所が多い見込みです。21日以降は、本州付近に前線が停滞しやすくなり、広く長雨の季節になりそうです。今後最新の気象情報をご確認ください。沖縄や奄美では、夏の太平洋高気圧に覆われるようになり、盛夏到来となるでしょう。
大雨の備え
大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。