千葉県内で２７日、新型コロナウイルスに感染した１６人の死亡と２５６４人の感染が新たに判明した。一日の感染者数は前週の金曜日（３８２１人）から１２５７人減少した。高齢者施設や幼稚園で計１３件の新規クラスター（感染者集団）が発生した。
県は６０代～９０代以上男女１２人の死亡と１７６１人の感染を発表した。亡くなった９０代以上男女３人はクラスターが発生した県内医療機関の入院患者や高齢者施設の入所者だった。
新規クラスターは１０件。松戸市内の高齢者施設で１３人▽同市の別の高齢者施設で３９人▽同市の別の高齢者施設で１０人▽同市の幼稚園で６人▽流山市の高齢者施設で１３人▽同市の別の高齢者施設で７５人▽我孫子市の高齢者施設で６人▽野田市内の高齢者施設で７人▽袖ケ浦市内の高齢者施設で８人▽同市内の医療機関で２６人が感染した。
千葉市は７０代～８０代男女２人の死亡と、４４０人の感染を発表した。亡くなった２人はいずれも基礎疾患があり、死因は新型コロナウイルス感染症。
クラスターは新たに３件発表。花見川区のグループホームで５人、同区の特別養護老人ホームで９人、中央区の有料老人ホームで５人が感染した。
柏市は８０代～９０代の男女２人の死亡と１２０人の感染を発表。９０代女性、８０代男性ともに新型コロナ感染症以外の疾患により、県内の医療機関で亡くなった。船橋市は２４３人の感染を発表した。
（死亡、クラスターは実際の発生日と自治体の発表日が異なる場合があります）