かな文字を使った書道を研究…「玄之会」の書道展 会員等の作品約130点を展示 愛知県美術館ギャラリー

かな文字を使った書道を研究する「玄之会」の書道展が、名古屋で始まりました。

大きな桜の木を表現した作品は、扇形の書をおよそ150枚を集めていて、1枚1枚に古今集に収められている桜の和歌が記されています。

今回で50回目を迎えるこの書道展には、玄之会の会員や公募による作品およそ130点が展示されています。

淡い灰色に染められた紙に書かれた作品は、江戸時代の俳人・小林一茶の「名月をとってくれろと泣く子かな」という句を、墨の濃淡を生かして力強く表現しています。

この書道展は3月12日まで、愛知県美術館ギャラリーで開かれています。