知人らと飲食した約50万円を「ツケ払い」に 中部地整の元所長を収賄容疑で再逮捕

中部空港沖の工事をめぐる官製談合事件で、名古屋港湾事務所の元所長が収賄の疑いで再逮捕されました。
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再逮捕されたのは収賄の疑いが中部地方整備局名古屋港湾事務所の元・所長、藤田亨容疑者(61)、贈賄の疑いが三重県尾鷲市の石材会社「丸昇石材」の元・会長、小倉章弘容疑者(65)です。
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警察によりますと、藤田容疑者は2020年6月ごろから2022年3月ごろにかけて、小倉容疑者に入札情報を漏らすなどした見返りに、藤田容疑者が知人らと飲食した代金、合わせて約50万円を「ツケ払い」の形で小倉容疑者に負担させた疑いが持たれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。
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2人は2021年2月、中部空港沖の埋め立て工事に使う石材の調達などの入札で情報を漏らしたとして逮捕されていて、今回が3度目の逮捕です。