新潟地方気象台は6月25日、7月からの3カ月予報を発表しました。新潟を含む北陸地方は今年、平年に比べ10日以上遅い梅雨入りとなりましたが、梅雨明けは平年並みとなりそうです。
25日、新潟地方気象台が発表した7月からの3カ月予報。
県内は今年平年より11日遅い梅雨入りとなりましたが、梅雨明けについては平年並みに。降水量は1回に降る量が多くなるものの、平年並みの見込みです。
【新潟地方気象台 山本浩 気象情報官】
「ひと雨が多くなりやすいという傾向から、7月の梅雨時期のほうでは(降水量が)多い確率が40%」
また、8月は太平洋高気圧の影響で少雨となる確率が高まり、今年の夏も水不足となる恐れがあります。
一方、7月からの3カ月間はラニーニャ現象などにより暖かい空気に覆われやすいため、気温が高くなる予想です。
【新潟地方気象台 山本浩 気象情報官】
「8月は天気が良くなりやすいという傾向に予想されていて、9月もその影響が長引く可能性があり、残暑が厳しいという可能性が見られるので、熱中症等暑さ対策・健康管理に留意していただきたい」
新潟地方気象台は今年の夏も高温・少雨となる可能性があるとして最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。