迷惑メール、どうしてる? 『ある場所』に転送する対処法 「知らなかった!」

知らない相手から、広告や勧誘の内容が送られてくる、迷惑メール。
毎日のように届いて、困っている人も多いでしょう。
迷惑メールが届いた時、多くの人は無視するか、削除しているのではないでしょうか。
実は、総務省が勧める『転送先』があることを知っていますか。
総務省が委託している、一般財団法人 日本データ通信協会・迷惑メール相談センター(以下、迷惑メール相談センター)では、迷惑メールの情報提供への協力をウェブサイトで呼びかけています。
迷惑メール相談センターでは、総務省より委託を受けて「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」に違反していると思われる迷惑メール・SMS(ショートメッセージサービス・電話番号宛に送られるメッセージ)を収集しています。
特定電子メール法に違反していると思われる迷惑メール・SMSを受け取られた場合は、情報提供のご協力をお願いいたします。
迷惑メール相談センター ーより引用
そもそも、迷惑メールとは一体、どのようなメールのことを指すのでしょう。
迷惑メール相談センターは、以下の特徴を挙げています。
送信の同意をした覚えのない広告宣伝メール・SMS
送信者などの情報がない表示義務違反の広告宣伝メール・SMS
送信元のアドレスを偽って送られた広告宣伝メール・SMS など
迷惑メール相談センター ーより引用
迷惑メール相談センターに提供した、メールの情報は「総務大臣及び消費者庁長官による違反送信者への措置、電気通信事業者による送信防止対策に活用させていただきます」とのこと。
措置状況などについて、個別の照会はできないようです。しかし、迷惑メールをただ見過ごして削除するよりも、迷惑メール相談センターに情報提供したほうが、送信防止に役立ちますし、気持ちも晴れるかもしれませんね。
スマートフォンやパソコンに届いた、迷惑メールの転送先が以下になります。
[email protected]
これらの情報は、2024年6月現在、Xでも話題になっており、「知らなかった」「いいことを学んだ。試してみよう」などの声が上がりました。
なお、送信元のアドレスを偽って送られたメールやSMSで届いたメールを申告する際は、受信日時や、送信元の電話番号または表示名の情報等が必要とのこと。
迷惑メール相談センターのウェブサイトには、上記のメールアドレスとは別に、『受信拒否後に送信された広告宣伝メールの情報提供』用のメールアドレスも載っています。
迷惑メールに困っている人は、迷惑メール相談センターを活用してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]