関西 この先はさらに蒸し暑さUP 昼間は厳しい暑さ 熱帯夜も増えてきそう

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近畿地方は、明後日29日(土)頃から気温・湿度ともに高い状態が続く見込みです。日中は気温が30度を超える所が多く、朝晩も気温が25度を下回らない熱帯夜の所が増えてくるでしょう。昼夜を問わず、また日差しの有無にかかわらず、熱中症に警戒が必要です。
29日(土)頃から前線南側の蒸し暑い空気に覆われる

明後日29日(土)頃からは、梅雨前線が日本海で停滞する日が多くなる見込みです。梅雨前線は、南の高温・多湿の空気と、北の比較的乾いた空気の境界線にあたります。近畿地方は前線南側の高温・多湿の空気に覆われて、明後日29日(土)頃からは体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。来週は日中、真夏を思わせるような厳しい暑さの日もあり、朝晩はこれまで以上に寝苦しく感じられそうです。また、7月後半にかけても、厳しい暑さが続きます。
7月は厳しすぎる暑さに

今日27日(木)、大阪管区気象台は近畿地方の1か月予報を発表しました。それによると、向こう1か月の平均気温は、平年より高い見込みです。7月は平年並みの気温でも、暑さが体にこたえます。その時期の気温が平年より高いということは、7月はかなり厳しい暑さ。特に7月後半を中心に、最高気温が35度以上の猛暑日の所が続出する状況となりそうです。
真夏の熱中症予防

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。