検察側「確実に殺せる方法を事前に調べた」男性の首など複数回刺し殺害した罪等 26歳男に懲役17年求刑

愛知県知立市で男性を刃物で刺して殺害した罪などに問われている男の裁判で、検察は懲役17年を求刑しました。

愛知県知立市の無職・有馬滉希被告(26)は、2022年5月、知立市内の路上に停めた車の中やその周辺で、岡崎市の無職・三浦正裕さん(29)の首などを刃物で複数回刺して殺害した罪などに問われ、起訴内容を認めています。

27日の裁判で、検察は「確実に殺せる方法を事前に調べ、ナイフで頸動脈を狙っている」「遺体を側溝に隠したうえ肥料の土をかけるなど、計画的で残忍な犯行」などと、懲役17年を求刑しました。

弁護側は「パチンコの打ち子の仕事を断れば、SNSで個人情報を拡散すると脅されていた」「凶器のナイフは護身用に持っていた」として、懲役12年が相当と主張しました。

判決は1月31日に言い渡されます。