3月7日、夫の三浦清志容疑者(43)が4億2000万円を着服したとして業務上横領の容疑で逮捕された国際政治学者の三浦瑠麗(42)。
夫の逮捕を受けて、彼女が代表を務めるシンクタンクの公式サイトに、《一部報道におきまして、私の夫である三浦清志が逮捕されたという事実を知りました。引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います》とコメントを発表した。
夫が詐欺容疑で告訴され家宅捜索を受けた1月以降、瑠麗は木曜日レギュラーを務める『めざまし8』(フジテレビ系)など相次いでテレビ出演を休止している。夫の逮捕から一夜明けた8日放送の『めざまし8』も、引き続き欠席となっていた。
一方で、同日の『めざまし8』では清志氏の逮捕を報じたが、その取り上げ方に“違和感を覚える”という視聴者が続出しているのだ。
番組では9時台冒頭に約3分間にわたって事件の経緯を報じるも、司会の谷原章介(50)やコメンテーターが意見を述べることはなかった。VTRの終わりに、永島優美アナウンサー(31)が「現在『めざまし8』の出演をお休みしている三浦瑠麗さんは」と前置きをした上で、瑠麗が発表したコメントを読み上げるに留まったのだ。
一部スポーツ紙によれば、フジテレビは清志氏の逮捕を受けて、「総合的に判断して当面は(瑠麗の)出演を見合わせる」とコメントしたという。今も番組公式サイトの出演者欄に「総合解説」として名を連ねているが、このまま“フェードアウト”する可能性もありそうだ。
「清志氏が家宅捜索を受けた時点では、番組は事件を取り上げませんでした。瑠麗さんは夫の経営について《一切知り得ない》とコメントしていましたが、真っ先に出演休止となったのは『めざまし8』です。
瑠麗さんに関しては、対談本のなかで『(夫と)お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っている』と明かし、討論番組でも『うちは事業者』と語っていたとも各所で指摘されています。番組では数々の事件を追及してきましたが、今朝の報道ではそういったことにも触れず、最低限に留めていた印象です。
一部では、同局関係者による『夫が逮捕されたらもう番組に出ないと決まっていた』との証言も報じられています。彼女が欠席して6週間も経つのに、進退について触れられないのは不自然ではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
こうした番組による“不自然な扱い”は、ネット上でも厳しい声が相次いでいる。
《他の人なら追い詰めてでも取材するのに 身内にはずいぶん甘いんですね》《ガス抜きでほんの少し報道しただけ、コメントも全く無い、芸人の詐欺の時はこれでもかと言うくらい報道していた》《フジテレビの長島アナが三浦瑠麗氏のコメントをわざわざ代読する必要があるのでしょうか?》《番組のコメンテーターに対する配慮が、観ていてなんとも気持ち悪いですね》