「花粉症」症状が始まる時期、最多はいつ? – 職場の花粉対策は「常時マスク」「空気清浄機」「薬」が上位に

クリーンエア・スカンジナビアは3月4日、職場の花粉症対策についてのアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年12月7日~13日、20代~40代の男女で花粉症の300人を対象に行われたもの。

まず、例年いつ頃から花粉症の症状が始まるか聞いたところ、「春の花粉シーズンが本格化する3月頃」が全体の6割となった。一方で、「9月頃」「12月頃」「1月頃」など、いわゆる春の花粉以外に悩んでいる人も見られている。

次に、現在において職場で何らかの花粉症対策を行っているか尋ねると、60%が「いいえ」と回答した。

職場で花粉症対策が行われていると回答した4割の人に、具体的な対策内容を聞いてみた。すると、上位は「常時マスクを着用している」(83票)、「空気清浄機を設置している」(61票)、「花粉症の薬を常備している」(43票)という結果となった。

職場での花粉症対策は十分だと感じるか尋ねると、「いいえ」が全体の77%となった。

具体的にどのような対策がされると理想的かを聞いてみると、「より高機能な空気清浄機があるとよい」が180票で最多となり、2位の「より高機能な加湿器があるとよい」(65票)の約3倍の票数となっている。

職場の花粉症対策として「高機能な空気洗浄機があるとよい」と答えた人に、オフィスの空気洗浄機に求めるものを尋ねてみると、「広い空間をカバーできるパワー」が138票で最多となった。「高い捕集率」(99票)、「静穏性」(71票)も上位となっている。