三重県名張市の公共工事を巡る贈収賄事件で、再逮捕された市の職員は業者の男から賄賂を直接手渡しで受け取っていたとみられることが分かりました。
直接手渡しで賄賂を受け取っていたか 公共工事を巡る贈収賄事件…の画像はこちら >>
CBC
名張市都市整備部の中西隆之容疑者(52)は、2022年11月に契約された市内のホールの工事を巡り、中嶋孝一容疑者(61)が代表取締役を務める会社に契約の便宜を図るなどの見返りに、2022年12月に中嶋容疑者から現金10数万円を受け取った収賄の疑いが持たれています。警察の調べに対し、2人はいずれも容疑を認めているということです。
CBC
また、捜査関係者によりますと、中西容疑者は中嶋容疑者から市内で直接現金を手渡しで受け取っていたとみられることが分かりました。
CBC
中西容疑者は放課後児童クラブの電気工事を巡っても、別の業者の男からゴルフクラブ15本を受け取った疑いで既に逮捕・起訴されていて、警察は余罪などについて追及しています。