「金を持ち逃げされ 銀座の強盗事件に実行役として加わった」 強盗事件の指示役とされる男の初公判で検察側が指摘

2023年5月、岐阜県大垣市で強盗事件を指示した罪に問われている男の裁判で、検察側は、この事件で「実行犯に金を持ち逃げされ、銀座の強盗に実行役で加わった」と指摘しました。
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起訴状などによりますと、横浜市に住む当時19歳で現在20歳の男は、2023年5月に大垣市で現金2200万円などを奪った強盗傷害事件の指示役と、東京・銀座で時価約3億1000万円の高級腕時計74点を奪った強盗事件の実行役となり起訴されています。2日、岐阜地方裁判所で開かれた初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。
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続く冒頭陳述で、検察側は「大垣事件で実行犯に金を持ち逃げされたことで、別の指示役から金の支払いを求められ、銀座での強盗事件に実行役として加わった」などと指摘しました。
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一方、弁護側は「被告は勧誘役や伝達役に過ぎず、その役割は重要ではない」などと主張しました。