日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字3位「渋沢」2位「北里」 – 1位は?

「名字由来net(リクスタ)」Web・アプリは、「日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング」を7月2日に発表した。同調査は「名字由来net」アプリと「名字由来net(Web)」の名字データベースから、日本の紙幣に肖像が描かれた人物の名字を抽出、人物の名前の表記は日本銀行ウェブサイトを参照し、政府調査系機関や電話帳データをもとに、実世帯が確認できる名字のみを集計して行われた。

「日本の紙幣に肖像が描かれた偉人の珍しいレア名字ランキング」第1位は、『武士道』の著者としても知られる教育家「新渡戸 稲造(にとべ いなぞう)」の名字である「新渡戸」。「新渡戸」姓は現・岩手県にあたる陸中国の豪族などに由来する名字という。全国人数はおよそ210人で、発祥地のひとつである岩手県が全国人数最多でおよそ60人(約29%)。

第2位は、破傷風の血清療法確立や、ペスト菌の発見などの功績から「近代日本医学の父」とも呼ばれる細菌学者「北里 柴三郎(きたさと しばさぶろう)」。7月3日より発行される新千円札の肖像に選ばれている。「北里」さんは全国におよそ2,700人見られ、熊本県に最多の1,100人(約41%)みられる。

第3位は、大河ドラマ『青天を衝け』では主人公として描かれた実業家「渋沢 栄一(しぶさわ えいいち)」の名字「渋沢」。第2位「北里 柴三郎」と同じく新紙幣の肖像に採用された。全国人数はおよそ5,900人。埼玉、群馬、東京など関東圏に多く見られ、埼玉県(「渋沢 栄一」の出身地)にはおよそ1,900人(約32%)みられ全国最多となる。