【実食レポ】デカさ、コスパ、ウマさの三拍子! 回転寿司みさきの「みさき夏まつり」フェアが激アツだった

本格的なネタを“赤シャリ”で、しかもリーズナブルに食べられる「回転寿司みさき」。ちょっと贅沢なものが食べたい、だけど腹いっぱいにもなりたい……そんなワガママなニーズにしっかり向き合ってくれる江戸前寿司チェーンだが、7月4日から始まるフェアがコレまたかなり熱い……!!

その名も「みさき夏まつり」。豪快で、贅沢で、希少な寿司がドカ~ンと投下されるらしい。普段からサービス精神旺盛なのに、「夏まつり」だなんて激アツ確定でしょ! ということで、一足先に味わう機会に恵まれたのでその模様をレポート。良平さ~ん、マジでハンパないっす!
○▼ネタのデカさとウマさに衝撃! 「みさき夏まつり」が熱すぎる

突如出てきた良平さんについては後述するとして、まずは「回転寿司みさき」について少々触れておきたい。

かなりの有名店なので詳細は省くが、やはり最大の特徴は主に高級寿司店などで提供される“赤シャリ”を使っているという点。“赤シャリ”とは、江戸前寿司伝統の酒粕で醸造した赤酢と米を混ぜ合わせて作った赤みがかったシャリのことで、まろやかな酸味とコクが特徴的。

ネタは豊洲直送の厳選鮮魚や絶品本まぐろを使用しており、この新鮮ネタと赤シャリが合わさったときの破壊力たるや、「ここ、本当に回転寿司なの? 」とプチパニックになってもおかしくないレベルである。

で、今回新たに始まる「みさき夏まつり」フェアだが、ここにラインナップする寿司ネタの数々がマジで熱い。さっそく実物を見てもらいたいのだが、まずは……どれにしようかな。どの手札から切ろうかな。良平さんはもうちょっと引っ張っるとして、まずは……
○「豪快のっけかっぱ巻」(880円)

出ました。こう見えてかっぱ巻です。正式メニュー名は「豪快のっけかっぱ巻」。上に乗っているのは中トロ、うに、いくら。いや~、贅沢すぎるでしょ。実際に食べてみると、絶品すぎて口角が自然と上がってしまうレベル! うめェ~!

中トロは脂のとろとろ感と赤身のバランスがよく、そこに濃厚なうに、プチプチ弾けるいくらが合わさることで筆舌に尽くしがたい多幸感が襲いかかってくる。ヤッバ。しかも、巻物をあえて「かっぱ巻」にしたのもニクい。これがもし鉄火巻とかだと味が強すぎて疲れてしまうかもしれないが、きゅうりのパリッとした食感やみずみずしさ、そしてきゅうりと一緒に巻かれた大葉がサッパリした後味を演出してくれるので、まったく食べ疲れない。

海鮮ネタの量もめちゃ多いので、日本酒なんかと合わせてチビチビ食べるのもよさそうだ。

続いては……
○「うなぎ」(570円)

「うなぎ」。いやいや、せめて「特大うなぎ」みたいなメニュー名にしてくれないと、こんなサイズの寿司が出てくると思わないでしょ! っていうくらいデカい。マジでめっちゃデカい。この角度からだとよくわからないかもしれないが……

このシャリとネタの大きさを見比べてみてほしい。普通の回転寿司のうなぎの4倍くらいのボリュームはあるだろう。もちろん一口では食べられないが、うなぎを思いっきりかぶりつけることの幸福感は異常。身はふっくらしていて柔らかく、うなぎ特有の香ばしさ、濃厚な甘ダレの旨みが食欲をかき立てる。

ちなみに……
「うな玉」(390円)
「うな玉」もある。「うなぎ」と比べてうなぎの身は少し細くなっているが、そのぶん長~い玉子焼きがセットになっていてボリューム感は超MAX。もちらもシャリと比べてどんな感じかというと……

こんな感じ。もちろんシャリは普通のサイズである。いかにネタが大きいか、おわかりいただけただろう。それでいてこの価格って、コスパ高すぎ。甘みの効いた玉子焼きとうなぎの相性は抜群。お世辞は一切抜きで、とんでもない満足度だ。
○「豪快開きほたて」(470円)

イカだとしても長過ぎるこちら、実はほたて。産地は主に北海道や青森などで、見ての通りめっちゃデカい。握る前のほたてを見せてもらうと……

こんな感じ。粒の大きなほたてを縦に開いていくことで、この驚きの長さを実現したのだという。味は甘みが強く、旨みも濃厚。縦切りにしたことで繊維が断裂されておらず、ややしゃきしゃきとした歯ごたえも感じられる。このネタも普通の回転寿司チェーンなら2貫分くらいにはなるだろうな~。
○「本生ずわい蟹食べ比べ(生・炙り塩レモン)」(670円)

こちらは生のままのずわい蟹と、塩レモンで食べる炙りずわい蟹のセットで、これとは別に、生ずわい蟹の単品も用意されている。そちらは390円なので、せっかくならよりコスパの高い食べ比べセットのほうを楽しみたい。

身は大ぶりで舌触りはとろっとろ。口のなかでふわ~っと溶けていきつつ、同時に旨みもぶわ~っと広がっていく。生のずわい蟹、たまらん……! 炙り塩レモンのほうは直火調理による香ばしさとジューシーさ、若干の歯ごたえが加わり、こちらも絶品だ。
○「良平手巻」(470円)

ここでついに出ました、「良平手巻」! これは「回転寿司みさき」の企画やメニュー開発などを手掛ける新木良平さんが作り出した新メニューで、えび、あなご、天然インド鮪のねぎとろ、いくら、玉子、きゅうり、そしてまさかのスライスチーズの計7種のネタがミッチミチに詰まった一本となっている。

「お客さまが寿司を食べて喜ぶ顔が大好き」だという良平さんが作っただけあって、そのクオリティは格別! 旨みたっぷりのねぎとろ、ボイルされたプリプリ食感のエビ、プチプチと旨みが弾けるいくら、そしてまだ温かさが残るあなごに、その熱で若干とろけたチーズ……もう、大好き。年齢も国籍も関係なく大好きになっちゃうやつです。最下部の持ち手の部分にもエビマヨが入っているので、最後の最後までウマい。これで500円以下はぶっちゃけ破格。

こちらは今回のフェア後も定番メニューとして残るそうなので、これはぜひ食べてみてほしい!

他にも小さな穴子をまるまる使った「めそっこ」(二貫で340円)や北陸地方で主に獲れる「がずえび」(二貫で390円)、そして「有頭赤えび一貫」(220円)などがラインナップ。どれを食べてもハズれなしの「みさき夏まつり」は7月4日(木)からスタート! 完売次第終了のメニューもあるので、なるはやで味わっちゃおう。

猿川佑 さるかわゆう この著者の記事一覧はこちら