スープジャーに入れちゃダメ! 企業の注意喚起に「知っておくべき」

汁物はもちろん、さまざまなおかずを入れて持ち運べる『スープジャー』。活用方法は人によってさまざまですが、『中に入れてはいけないもの』があることを知っていますか。
スープジャーを安心・安全に使用するためには知っておくことが大切です。
象印マホービンの公式サイトに掲載されている、スープジャーの中に入れてはいけないものを紹介します。
ドライアイス・炭酸飲料などは保温容器内の圧力が上がり、飲食物がふき出たり、せんセットが破損して飛散することがあり危険です。
象印マホービン ーより引用
ドライアイスや炭酸飲料を入れるのは大変危険です。「冷却効果や炭酸を長持ちさせられるのでは…」と思いがちですが、避けてください。
スープジャーの破損だけではなく、ケガにつながる恐れもあります。
加熱していない肉や魚介類、乳製品、卵などは腐敗しやすいため入れないでください。
スープジャーは容器内の温度を保つ造りになっているため、中に入れたものが腐るのを早めてしまいます。「生ものを持ち運んで出先で調理して食べよう」と思っても、調理する際にはすでに腐敗している恐れも。
その食材をしっかり加熱調理したからといって、食中毒リスクを防げるわけではありません。
象印公式サイトでは、食中毒以外の以下のようなリスクも指摘しています。
そのまま長く放置した場合は腐敗によりガスが発生し、保温容器内の圧力が上がり、飲食物がふき出たり、せんセットが破損して飛散することがあり危険です。
象印マホービン ーより引用
腐敗によりスープジャー内にガスが充満した場合、炭酸飲料やドライアイスを入れた時と同じような事態が発生する可能性があります。本体の破損や内容物の飛び散りを避けるためにも、各種生ものの持ち運びには使わないでください。
水筒のように保温性があり、お弁当箱のようにさまざまな料理を入れられるスープジャー。温かいものや冷たいものをそのままの状態で楽しめる便利なグッズですが、使い方を誤ると思わぬトラブルを引き起こしかねません。
スープジャーに入れてはいけないものとその理由を正しく理解して活用しましょう。
[文・構成/grape編集部]