7日午後、新潟県上越市の直江津港で漁をした疑いで中国人の男が逮捕されました。
外規法違反の疑いで逮捕されたのは貨物船の乗組員で中国国籍の男(41)です。
男は7日午後、上越市の直江津港で停泊中の貨物船から網を垂らし、アジやヒラメなど6匹・バイ貝1個・イカ1杯の計2.07キログラムを捕る漁をした疑いがもたれています。
上越海上保安署によりますと、立ち入り検査を行った際、右舷からロープが垂れ下がっていて、引き揚げたところ網が仕掛けられていたということです。
海上保安署の調べに対し、男は「網を設置したことは間違いないが、直江津港で漁をしてはいけないとは知らなかった」と供述しているということです。
捕った魚などは自ら食べる目的だったとみられています。