石川県加賀市とSEVENRICH GROUPは7月1日、国家戦略特区の強みとサウナを活用して、市民の健康増進と観光誘客、さらに新たな産業の創出に向けた「加賀市サウナ特区宣言」を発表。また、包括連携協定を締結した。
加賀市とSEVENRICH GROUPは、国家戦略特区の強みを生かすとともに、サウナを活用して心身ともに整えることで、市民らの健康増進と観光需要の創出、ひいて新たな産業創出が図られた活気あふれる「加賀市サウナ特区」を目指すという。
双方が有する資源(加賀市:デジタル田園健康特区・先端技術の実証基盤等、SEVENRICH GROUP:幅広い分野での専門性・広範なネットワーク等)を活用することで、地域の活性化に向けた産業振興を推進し、地方創生を図ることを目的に、包括連携協定を締結。
連携事項は、(1)スタートアップの支援に関すること、(2)事業継承の支援に関すること、(3)地域産業活性化の支援に関すること、(4)その他、地域振興に資する取組に関することの4点。
具体的な取組内容として、スタートアップの支援では在京のベンチャーキャピタルやスタートアップ企業のマッチング、加賀市のスタートアップ企業のバリューアップ支援、国家戦略特区を活用したPOC連携等があげられた。
事業承継の支援では、事業支援先のソーシング・M&A支援、承継後の事業のバリューアップ等を実施予定。また、地域産業活性化の支援では、”サウナ特区”による旅客業を中心とした地域経済活性化、地場1次産業の6次産業化支援、ふるさと納税の商品開発やマーケティングに関する支援等を行うという。