3月13日から「マスクの着用」が個人の判断に委ねられます。コロナ医療の最前線で指揮を取ってきた藤田医科大学病院の副院長が、小学校で特別授業をしました。
藤田医科大学病院の岩田充永副院長は8日、愛知県春日井市の玉川小学校で講演し、5年生と6年生にコロナ対応の3年間を振り返り、3月13日からのマスク着用について「重症化しやすい人が家族やまわりにいるかどうかを考えてほしい」と呼びかけました。
岩田副院長:
「マスクをするというのは、自分が万が一感染していても人にうつさないという効果の方がすごくたくさんある。お父さんってコロナに感染したら重症化しやすいの?おじいちゃんって大丈夫?とみんなが考えることがすごく大切なんです」
また「違う考えの人を思いやることが大切だ」と話し、マスクを「外す・着ける」の強要などをしないよう求めました。