前回大会で学生記録更新…名古屋ウィメンズに出場の鈴木優花 社会人初マラソンへの思い「パリ五輪に出たい」

3月12日に行われる名古屋ウィメンズマラソンに、前回大会で学生記録を更新した鈴木優花選手が出場します。社会人としての初マラソンです。 2022年3月、大学生として名古屋で初マラソンに挑戦した鈴木優花(ゆうか)選手。
大学時代は駅伝の名門、大東文化大学で1年生から活躍し、最終学年ではエースとしてチームを準優勝に導きました。 2022年の大会前、鈴木選手は小さい頃の夢を語っていました。鈴木選手:「最初、漫画家とかアニメ関係の方にいきたいなと思っていました。(絵を描きながら)自分がドームに入ってゴールする手前のシーンですね。描き始めたら、すごくイメージがおりてきました」
レース本番では学生記録を2分近く更新し、パリ五輪代表選考会MGCへの出場権も獲得。思い描いたイメージそのままに走り抜けました。鈴木選手:「すごくたくさんの人が『マラソン見てたよ』って言ってくれて。マラソンのすごさを感じましたね」
あれから1年。第一生命に入社し実業団ランナーになった鈴木選手は、パリ五輪の切符がかかったMGCの前哨戦として、再び名古屋を選びました。鈴木選手:「MGC前にどのマラソン走りたいかってなった時に、やっぱり初マラソンのいい思い出がよみがえってくるので、やっぱり(名古屋で)走りたいなって思いました」
社会人になって初めてのマラソン。その思いは…。鈴木選手:「パリ(五輪)に出たいですね。世界の人たちと互角に戦って、トップレベルのところまで行きつく経験を自分の手でつかみ取りにいきたいです。パリの街の中を走りたいなって思いますね」 大きな夢に向かい、名古屋で世界へのスタートラインに立ちます。鈴木選手:「自分がどこまでいけるかというワクワク感を味わいながら、楽しく、また新たな気持ちで挑みたいなと思います」