任期満了に伴う東京都知事選は7日に投開票され、無所属現職の小池百合子氏が3選確実となった。立憲民主党、共産党などの支援を受けた前参院議員の蓮舫氏、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏らを退け、投票が締め切られた午後8時に当選確実が出る“ゼロ打ち”。盤石の強さを見せ、3期目の小池都政がスタートする。
午後8時の開票と同時に小池氏の当選確実が報じられると、会見場に集まった蓮舫陣営は静まりかえった。午後8時18分、強い笑顔を見せ、会場に現れた蓮舫氏は「私の力不足だった」と敗因を話した。
石丸氏の追随で無党派層の票集めもできず、選挙戦略の失敗を指摘もされたが、「間違いはなかったと思います」とはっきり。
参院議員を辞めて臨んだ都知事選での落選。今後はどうするのか。「もう少し考えたい」と答えた蓮舫氏。次期衆院選での出馬がささやかれているが、今回の選挙結果を受け、どうかじを切るか注目が集まる。