ゲームが好きな子供は多いですよね。
しかし、ゲームは種類も値段もさまざま。好きだからといって、なんでも手に入るわけではありません。
ある日、あずさ兎(@azusausagi)さんの7歳の息子さんは、すでに持っているゲームのコントローラーを「もう1つ欲しい」といったそうです。
息子さんは父親にねだるも、要望は却下されてしまいます。
そんな息子さんの姿を見て、投稿者さんはこのようにアドバイスをしました。
「どうして必要なのか、パパが納得するように説明すればいいんだよ」
母親からの助言に、息子さんは納得。
再度、父親に交渉をします。
「2つあれば取り合いの兄弟ゲンカがなくなるよ!怒るの疲れるでしょ」
息子さんからの要望を叶えれば、コントローラーの取り合いで起こっていた兄弟ゲンカがなくなり、「仲裁に入ったり、怒ったりしなくてよくなる」という、自身にとってメリットになる提案であることを悟った父親。
「買う」と返事をし、息子さんのプレゼンは大成功を収めました。
「ニンテンドーのコントローラーもう1こ買って!買って買って買って~!」と夫にねだって断られた長男(7)に、「どうして必要なのか、パパが納得するように説明すればいいんだよ」と教えたら「そっか!」と言って夫に「2つあれば取り合いの兄弟げんかがなくなるよ!怒るの疲れるでしょ」夫「買う」
闇雲に「欲しい」と要求するのではなく、相手の立場に立って考えてから伝えることを学んだ、息子さん。
この出来事に対し、投稿者さんは「相手のニーズに直接訴えかける、いいプレゼンだった」とつづっています。
この後父親は、コントローラーを購入。息子たちは、2人で2台のコントローラーを手にしました。
しかし投稿者さんは、疑問を抱いているようです。
コントローラーを買ってきたのに、兄弟ゲンカが止まらないのはなぜ…?
そう、兄弟ゲンカは、未だなくなっていないのでした…!
【ネットの声】
・こうして子供は賢くなっていくのですね。
・私よりプレゼン能力が高い…。
・親子そろって天才!
・いい話かと思いきや、オチに笑った。
ケンカするほど仲がいいという言葉があるように、ケンカをすること自体は悪いことではありませんが、度がすぎると大変です。
父親が、息子からのプレゼンを受けて想像したであろう『兄弟ゲンカが起こらない日々』が訪れるのは、もう少し先の話…かもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]