自宅に“あのスペース”があるほど、じつは危険? 意外な事実にスタジオでも「衝撃」の声

自宅に“あのスペース”があるほど、じつは危険? 意外な事実に…の画像はこちら >>
8日放送の『あさイチ』(NHK)では、住宅の耐震化について特集。その際、耐震性に関わる“意外な事実”に、ゲストの磯山さやか、こがけんも驚きの声をあげた。

建築基準法に定められた木造住宅の耐震基準は、1981年にそれまでの旧耐震基準から新耐震基準となったが、さらに1995年の阪神・淡路大震災を機に、2000年にさらに見直された新しい基準となっている。
この日の番組では、自宅の耐震診断を受ける人に密着。地震への強さには部屋の壁も重要となるが、壁の強さは窓や扉の大きさ、位置で変わってくるという。

関連記事:地震に備えて「家具固定」をしている人は4割以下 若い世代では3割にとどまる
部屋に開口部があると、その分の壁がなくなるため、弱くなってしまう。大きな掃き出し窓のほか、大容量の収納部分も「壁がない」と診断された。
また、地震に耐えうるには壁の厚みが10.5センチ必要だが、例えば引き込み戸を収納する部分はその分壁が薄くなるため、壁としての役割が果たせないことも指摘された。

関連記事:災害の際の待ち合わせ場所を家族で決めている? 意外にも若い世代が最多に
VTRを見た磯山は、「窓が大きければ大きいほど日も入るしいいなと思っていたけれど、それが耐震になると違うっていう…。便利なのになって思うところが、耐震になると心配になる部分が…」と話す。
MCの博多大吉も「収納スペースがあればあるほど、『ここは壁じゃない』みたいに…』と驚き、こがけんも「衝撃でしたよね」とうなずいた。

関連記事:両親の墓石が倒れ重傷を負った女性 墓地や市などを相手取り訴訟へ
耐震診断を取材した鈴木遥アナウンサーは、「診断中もずっと話になっていたんですけど、便利なのと、おしゃれなのと、地震に強いっていうのはまた違うっていう。構造計算上どうやっていくかというせめぎ合い」と説明。
こがけんは「高いお金を出して家を買って、耐震診断を受けたときにボロクソ言われたときのショックの度合いもある。でもやっておかないと怖いですよね…」と語っていた。