千葉市の「稲毛海浜公園プール」(同市美浜区)の管理会社は13日、今夏の営業初日だった同日、安全確認を行うため臨時休業したと発表した。前日に愛知県の市民プールで男児の水着からルアーが見つかったことを受け、プールの水中や敷地内を点検。安全が確認できたとして、14日に今季の営業を開始する。
プール管理会社「ワールドパーク」によると、ルアーが見つかった愛知県の施設では夏季以外にプールを釣り堀として営業。その際に使用されたとみられるルアーが、プールを利用した男児の水着から見つかったという。
稲毛海浜公園プールも5月上旬まで釣り堀として営業。水中点検でルアーなど異物はなく、施設内に釣り具の一部があったものの安全と判断。同社は「安全確認したので14日からプールを楽しんで」としている。
同日は予約のあった約800人を一括キャンセルし、気付かず訪れた客約200人に説明したという。