【シニアの推し活の実態】どこで「推し」を知り、誰と、どのように「推し活」している?

文化放送は3月8日、「シニアの推し活の実態」に関する調査結果を発表した。同調査は2022年12月8日~2023年1月7日、60才以上の全国の文化放送リスナー563人を対象に、インターネットで実施した。

推しの存在を知った場所を尋ねたところ、「テレビ」(47.5%)に次いで、「ラジオ」(46.9%)が多かった。「ラジオ」の回答は全世代平均では42.9%だったが、それを上回る数値となっている。

一緒に、推し活をしている人と出会ったきっかけについて聞くと、「学生時代からの友達」(27.2%)を抑え、41.9%が「SNS」(Twitter+Facebook合計)と回答した。

普段、誰と推し活をしているか尋ねると、男性は「自分のみ」(61.1%)が最も多いが、女性は「会ったことがある友人、仲の良い友人」(38.4%)が最も多かった。

推し活について、「家族とコンサート舞台鑑賞」と回答した割合は、女性が73.7%であったのに対し、男性は56.8%だった。「友人とコンサート舞台鑑賞」と回答した割合は、女性が88.4%、男性が61.7%で、いずれも女性の方が多かった。

「推し活」に使う年間金額について尋ねたところ、「1~5万円」(26.3%)が最も多かった。次いで「1,000円未満」(20.4%)、「5,000円~1万円未満」(16.2%)となっている。