ケンコーマヨネーズ、春夏向けの新商品10品を発表 – 「ハニーバターソース」や大豆ミートのサラダも登場

ケンコーマヨネーズは、マヨネーズ・ドレッシング・ソース類、サラダ・総菜類、ア・ラ・カルトの2023年春夏向け新商品 計10品を2月1日および2月15日に発売する。

依然として新型コロナウイルスの影響や、世界情勢や地球環境の変化による食スタイルの変化、原材料高騰、エネルギーコストの上昇、鳥インフルエンザの影響など見通しが難しいところ、一方で全国旅行支援やインバウンド支援など、足元では経済活動が回復している。このような市場変化のなか、2023年春夏の新商品では「食の楽しさ」「食のスタイル」を伝えていくという。また使い切りやすく、食品ロスの削減につながる小容量形態が中心となる。

また新商品10品を使用したメニューを約200用意し、外食や量販店、ベーカリーなどの各業態に向けた提案も行う。業務用だけでなく、ECサイトやドラッグストア、生協など幅広い販路から一般消費者へも訴求していくという。
○ハニーバターソース

ケンコーマヨネーズの人気商品「ガーリックバターソース」「バターソース」に続く、バターソースシリーズの新規ラインナップ「ハニーバターソース」。

芳醇なバターと甘いはちみつが香る、やみつきになる甘じょっぱいソース。なめらかな液状で冷蔵しても固まらないため、食材を混ぜる手間なしに、かける、塗る、和える、焼くなど幅広い用途で手軽に楽しめる。また焼成しても焦げないこと、食塩相当量がバターソースの半分であるため、スイーツ系メニューにも活用できる。505g、200gの2形態で2月1日発売。

○タイスタイルトムヤムソース

コロナの影響を受け、外食だけでなく家庭料理にもエスニック料理が浸透している。また海外旅行の制限を経て、普段と違う食事を楽しみたいというニーズが増えているという。売れ行きも好調で、現在全12品を展開する「世界のソースシリーズ」からは新商品「タイスタイルトムヤムソース」が登場する。

「タイスタイルトムヤムソース」はレモングラスとパクチーの風味をきかせてアジアンテイストに仕上げたソース。魚醤やエビエキスなど魚介の旨味、豆板醤とコチュジャンを使った唐辛子の辛味、レモン果汁の酸味がバランスのとれた味わいが特徴。かける、和えるなど様々な用途で手軽にエスニック料理を楽しむことができる。550gで2月1日発売。
○ごまマヨソース

和風テイストの変わりマヨソース「線引き簡単シリーズ」の新商品として登場する「ごまマヨソース」は、焙煎した練りごま、粗挽きの金ごま、ごま油を使った、コク深く風味豊かな味わいのマヨソース。

詰め替えずにそのまま簡単に3mmの線引きが可能。巻き寿司やサラダうどんのほか、蒸し鶏やサンドイッチなどの上掛けにも活用できる。サイズは500gで2月1日発売。
○ゆず味噌ソース

アメリカの大手スーパーが予想した2022年トレンドにゆずがランクインするほか、同社社内でも海外においてゆずや味噌といった和風食材の人気を感じているという。

日本でも海外でも人気の食材と馴染みのある定番テイストを組み合わせた「ゆず味噌ソース」は、辛口の信州味噌とこっくりと甘口で薄塩の西京味噌、2種類をブレンドしており、深いコクと甘みを楽しめる。また国産ゆず果汁100%を使用、使いやすい粘性でかける、和える、つけるなど幅広いメニューに使える。サイズは540gで、2月1日発売。

○大豆ミートのサラダ

「大豆ミートのサラダ」は、乳製品や卵・肉類を使わず、植物性原料を中心に仕上げたブランド「HAPPY!! with VEGE」の新アイテム。近年食の多様化により代替食品の注目度が高まるなか、肉を使わず植物性原料を中心に仕上げたサラダだ。

食べ応えのある大豆ミートと食感の良い薄切りたまねぎをあわせており、オリーブオイルとマスタードがきいた、他の食材とあわせやすいシンプルな味わい。そのままでも、焼成しても利用できる。サイズは500gで2月15日発売。
○大豆でつくったカスタードフィリング

代替食品への注目の高まりに加え、健康志向の高まりにより豆乳の人気トレンドは継続しているという。また同社のプラントベース商品「HAPPY!! with VEGE」シリーズのソースにおいて、これまでデザート系に使える甘めのフィリングがなかったたなか、今回の新商品「大豆でつくったカスタードフィリング」が開発された。

卵や牛乳を遣わずに仕上げた植物性原料を中心に仕上げたカスタードフィリングで、豆乳と大豆ペーストのまろやかな風味にカシューナッツペーストのコクが広がる味わい。絞りやすさを実現した適度な粘度と三角袋形態なので、線引きやトッピングも可能。また焼成後も焦げにくく、パンやオーブンメニューにも活用できる。500gサイズで2月1日発売。
○和彩万菜 北海道産長芋ときゅうりの梅肉和え

「和彩万菜」シリーズの新商品「北海道産長芋ときゅうりの梅肉和え」は処理に手間がかかる長芋のメニューを、そのまま盛り付けるだけで簡単に一品料理として使える商品。

長芋特有のサクサクした食感が楽しめる拍子木切りをした長芋の白、きゅうりの緑、梅肉の赤が美しい、爽やかな見た目の和惣菜で、梅しその穏やかで程よい酸味が広がる。500gで2月15日発売。
○ごはんのお供 冷凍きざみザーサイ

「ごはんのお供 冷凍きざみザーサイ」は既存に4商品を発売する「ごはんのお供」シリーズの新商品。小容量タイプで、冷凍食品のため賞味期限が長いため、食品ロスにも貢献できることが特徴。

これまでは和風テイストが揃う中、ラー油と豆板醤の辛み、にんにくの旨味が食欲を刺激し、ご飯が進む味付け。またザーサイのコリコリとした食感が楽しめる。小型形態で、流水または冷蔵庫で解凍できる便利な使い切りタイプ。形態は250gで2月1日発売。
○冷凍じっくり煮込んだ豚の角煮

「冷凍じっくり煮込んだ豚の角煮」は、従来の豚の角煮シリーズに寄せられていた「1kg形態では使いきれない」「八角の風味を抜きたい」といった要望を受けて開発された新商品。

豚バラ肉をじっくり煮込んで旨味を引き出し、甘めのしょうゆだれをきかせた食べやすい和風の味付け。電子レンジまたは湯せんで解凍できる使い切りタイプだ。形態は250gで2月1日発売。