SNSで大麻密売疑い、大学生を追送検 「小遣い稼ぎだった」 高1から吸い始め高3で販売と供述 千葉県警

SNSを通じて大麻を密売したとして、千葉県警は10日、麻薬特例法違反(業としての大麻譲渡)の疑いで千葉市緑区、県内私立大の男子大学生(19)を追送検した。大学生は「小遣い稼ぎだった」と容疑を認めている。
追送検容疑は昨年10月6日~今年1月15日、県内の駐車場などで数十人に、大麻を販売した疑い。
県警薬物銃器対策課によると、昨年10月ごろ、大麻を所持した疑いで逮捕された別の容疑者の捜査で、大学生の容疑が浮上。今年1月16日、同課は大麻取締法違反(営利目的共同所持)の疑いで大学生を現行犯逮捕し、これまで同法違反容疑で計3回逮捕している。
大学生は「高校1年の時からSNSを通じて大麻を購入し、吸い始めた。高校3年の時に大麻の販売も始めた」という趣旨の供述をしている。大学生の同級生の男(19)も同法違反容疑で逮捕されており、同課はこの男を含む大学生らの密売グループがあった可能性を視野に捜査している。