藤井五冠が王将戦第6局で勝利 羽生九段の挑戦を退けタイトル初防衛「今シリーズは将棋の奥深さを感じた」

愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠に羽生善治九段が挑む「王将戦」第6局が終局し、藤井五冠が勝利してタイトル初防衛を果たしました。

佐賀県で行われた王将戦七番勝負の第6局、3勝2敗の藤井五冠は勝利すればタイトル初防衛となります。

対局2日目、藤井五冠は大駒などを使った攻めで羽生九段の守りを崩し、1日目のリードを保ったまま、午後3時56分ごろ藤井五冠が88手で勝利し「王将」のタイトル初防衛を果たしました。

藤井五冠:
「今シリーズは考えたり分からない局面が非常に多くて、将棋の奥深さを感じたし、盤上に没頭して指すことができた」

藤井五冠は今年度保持している5つのタイトル全ての防衛に成功しました。