名古屋ウィメンズマラソン 地元の鈴木亜由子が自己ベストを更新し2位に ケニアのチェプンゲティッチが連覇

名古屋ウィメンズマラソンが12日開かれ、愛知県豊橋市出身の鈴木亜由子選手が、自己ベストを更新し日本人トップの2位に入りました。

レースは今大会注目の地元・豊橋市出身、鈴木亜由子選手(31)が序盤から先頭集団でレースを引っ張ります。

しかし5キロ付近で、ケニアのチェプンゲティッチ選手が飛び出し、独走状態に。

鈴木選手も負けじと30キロすぎにスパート。今年は3年ぶりに沿道からの声援が解禁され、多くの人たちがランナーに向けてエールを送りました。

声援に背中を押されペースを上げた鈴木選手は、自己ベストを更新する2時間21分52秒で、日本人トップ2位でフィニッシュ。今年10月に開かれるパリオリンピックの代表選考レース「MGC」に弾みをつけました。

鈴木亜由子選手:
「終盤は本当に足も呼吸も苦しかったんですけど、沿道の皆さんが『21分台いけるぞ』っていう声援をくださって、自己ベスト更新を目指して出し切りました」

また、優勝は連覇を果たしたケニアのチェプンゲティッチ選手、3位に前田穂南選手が入り、MGCの切符を手にしました。