人だけじゃない!“イルカ”も熱中症対策 「水まかないと熱々…」ショーの裏で様々な工夫【新潟市】

厳しい暑さに見舞われ、4地点で猛暑日となった7月23日の新潟県内。

【山中麻央アナウンサー】
「午後3時すぎの新潟市中央区。手元の温度計は31℃を超えています。風がほどよく気持ちがいいですが、じめじめした蒸し暑さで体力が奪われていく感じです」

イルカショーで水しぶきを浴びながら涼む人の姿が見られたのは、マリンピア日本海です。

【子ども】
「最初は水来ないかなと思ったけど、めっちゃ来て涼しかった」

【訪れた人】
「すごく涼しい気持ちになってよかった」

【子ども】
「暑かったから扇風機つけていた」

この暑さの中でもお客にしっかりとしたパフォーマンスを見せられるようイルカも暑さ対策です。

【マリンピア日本海 前田綾子さん】
「ステージは水をまかないと熱々になってしまうので、ショーとショーの間はスプリンクラーで水をまいている」

さらに、ステージ以外にもイルカが快適に過ごせる工夫がありました。

【マリンピア日本海 前田綾子さん】
「水銀灯が2か所あるが、これはあえて消している。水銀灯は熱をものすごく持つので消すとだいぶ温度が違う」

水銀灯を消すことで熱の発生を抑えているほか…

【マリンピア日本海 前田綾子さん】
「氷に扇風機の風を当てて、冷たい空気を送っている」

ステージ裏のプールも暑くならないよう氷を置いて涼しい風が送り込まれていました。

【マリンピア日本海 前田綾子さん】
「暑さを吹き飛ばすくらいのイルカショーを見て、イルカのことを学んでいただけたら。お客さんが濡れて気持ちいいと思ってくださればいいかなと思う」

夏休みは多くの人でにぎわうマリンピア日本海。お客を楽しませるために生き物の熱中症対策に万全を期していました。