「チーバくんは犬じゃない!」 作者の坂崎千春さん、新発売のLINEスタンプで訴え 「びっくり!」「じゃあ何者?」驚きの声続出

チーバくんは犬じゃない―。千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」の県公式LINE(ライン)スタンプが今月発売されたのを機に、作者のイラストレーター坂崎千春さん(市川市出身)がX(旧ツイッター)に投稿した内容が話題になっている。坂崎さんは「伝えていきたいこと」として、「チーバくんは犬じゃないよ!」というメッセージ付きスタンプを紹介。この投稿に「犬だと思ってた!」「知らなかった!」と驚きの声が相次いでいる。
坂崎さんは今月19日、「知ってた?」という言葉と共に画像をXにアップ。画像には、チーバくんのLINEスタンプ発売の告知に加え、「伝えていきたいこと」と綴られ、「チーバくんは犬じゃないよ!」というメッセージ付きのスタンプが貼られていた。
この投稿に「知らなかった!」「びっくりしました。犬じゃないんですね」「ずっと犬だと思ってた!」と、衝撃を受ける人たちが続出。「じゃあ、何なの?気になる」「チーバくんって何者?」と、改めて何者なのかを問う声もあった。
投稿は話題を呼び、23日午後3時現在で5600件以上リポストされ、1・3万件を超す「いいね」が付くなど大拡散されている。
LINEスタンプは今月19日に県が発売(税込み120円)。県公式のスタンプ発売は初めてで、タイトルはそのままずばり、「チーバくんは犬じゃないよ!」。

19日に発売された「チーバくん」のLINEスタンプ(県提供) スタンプは「犬じゃないよ!」のほか、「よろしくお願いします」「おつかれさまです」などの文字とともにチーバくんが描かれた16種のデザインがあり、坂崎さんが新たに描き下ろしたという。
県ホームページによると、チーバくんは「千葉県に住む不思議ないきもの」。チーバくんを担当する県戦略広報推進室の担当者は「これまでも『犬なのか』と聞かれることがあり、そのたびに『犬ではなく、不思議ないきものです』と答えてきた」と明かす。
スタンプについて担当者は「日常遣いできる表現が中心なので、多くの人にスタンプを使ってもらい、チーバくんの魅力を改めて感じてもらえれば」と利用を呼び掛けている。