「年齢を知り辞めた…」児童買春の疑いで逮捕された中学校校長を送検 学校にはカウンセラー派遣

18際未満の女子高生に児童買春をした疑いで逮捕された新潟市の中学校の校長の身柄が27日、新潟地検へ送られました。

児童買春の疑いで送検されたのは新潟市東区の中学校の校長・田中宏和容疑者(60)です。

田中容疑者は去年11月上旬、新潟市中央区のホテルで下越に住む当時15歳の女子高校生が18歳未満であることを知りながら、現金を渡すことを約束し、児童買春した疑いが持たれています。

警察によりますと、被害者の母親が普段よりお金を持っていることを不審に思い、警察に相談。今回の事件が発覚したということです。

現役の中学校の校長が逮捕されたことを受け、新潟市教育委員会は26日に会見を開きました。

【新潟市教育委員会 池田浩教育次長】
「非違行為を根絶する立場にある校長が児童買春の疑いで逮捕されたことは学校を指導する教育委員会として誠に申し訳なく思っている」

田中容疑者はこれまで勤務姿勢に問題は無かったと言うことです。警察の調べに対し、「年齢を知りやめた」と容疑を否認している田中容疑者。

警察はハードディスクやUSBメモリーなど約30点を押収。余罪の可能性についても詳しく調べています。

一方で、新潟市教育委員会は27日、学校にスクールカウンセラーを派遣。生徒の心のケアに努める方針です。