「残された人生、罪を償って静かに」 保釈の前町長が涙の謝罪 セクハラで辞職後に加重収賄などの罪で起訴

女性職員へのセクハラで辞職した後、加重収賄などの罪で起訴された岐阜県池田町の前町長が保釈されました。前町長は涙ぐみながら現金の受け取りを認めました。
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大垣警察署から出てきたスーツ姿の白髪の男。岐阜県池田町の前町長・岡﨑和夫被告(76)です。女性職員ら15人に対するセクハラ問題で、ことし4月に辞職。その後、町長時代の2022年2月に町発注の工事で業者から現金100万円を受け取った、加重収賄などの罪で22日に起訴されました。そして23日に保釈されると…。
CBC
(岡﨑和夫 被告)「この度は私自身大変なことをしてしまい誠に申し訳ないと思っています。心から心から深く深くお詫び申し上げたいと思います。本当に本当に、すみませんでした」町民や支援者、職員への謝罪の言葉を口にしました。(岡﨑和夫 被告)「残された人生、罪を償って静かに生きていきたいと思います。すいませんでした」時折涙ぐみながら、何度も深々と頭を下げました。
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(岡﨑和夫 被告)「(Q:現金100万円は受け取っていた?)間違いありません。(Q:罪を認めた上での謝罪ですか?)そうです」岡﨑被告は、現金を受け取ったことを認めました。岡﨑被告の担当弁護士によりますと保釈保証金は400万円で、23日に納付したということです。