食材をスライスしたい時に活躍するスライサー。スムースかつ薄くスライスできますが、刃物なので取り扱いには注意が必要です。
ケガをしないよう、安全に使うために気を付けたいポイントをご紹介します。
時短調理でも大活躍のスライサーですが、使い方によっては手や指先が切れてしまうこともあります。特に食材が小さくなってきた時には、手や指先が刃に触れるのでは…と心配になりますよね。
手を切らないように気を付けて注意深く作業することに加えて、どういった部分に気を付ければいいのでしょうか。スライサーを製造・販売している京セラの公式サイトでは、以下のような情報が掲載されていました。
食材が小さくなったら、手を切る恐れがありますので、プロテクターをご使用ください。また、食材がさらに小さくなりましたら、プロテクターのご使用は止めて、ナイフなどで切ってください。
京セラ ーより引用
ギリギリまで手で持ってスライスするのではなく、食材が小さくなった段階でプロテクターを使ってほしいとのことです。手や指先が刃に当たる確率が低くなるため、安全性が増すでしょう。
プロテクターが使えなくなるほど食材が小さくなった場合には、スライサーの使用をやめてナイフなどで切ると安心です。
食材が小さくなった時だけではなく、普段からスライサーを安全に使うためには、正しいスライスの方法を知っておくべきでしょう。
スライスをする際、前後に食材を動かしていませんか。正しくは『手前から奥へ押し出す』という動きを意識すると、より安全です。
また、スピーディーに手を動かすのはやめておきましょう。特に食材を持った手を手前に戻す時、指が刃に触れるとケガをしてしまいやすくなります。ゆっくりと動かせばその恐れが軽減するため、ぜひ意識してみてください。
食材を切るためのスライサーで、手や指を切ってしまっては元も子もありません。「食材は手前から押し出すように、引き戻す時にはゆっくり!」と考えながら使ってみてください。
危険な使い方を知り、避けることができれば、スライサーを便利な調理道具として使いこなせるでしょう。京セラの回答を参考にして、安全に、そして便利にスライサーを使っていきましょう。
[文・構成/grape編集部]