熱帯夜の“背徳的なアレ”、じつは正しい睡眠法だった? エアコンガンガンに「冬用アイテム」が正解

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MBSテレビのYouTubeチャンネル『MBS NEWS』にて、暑い夏の就寝時のエアコン温度設定の“正解”について解説し、反響を呼んでいる。

本格的な夏の到来で厳しい暑さが続き、各地で寝苦しい夜が続いている。
東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長の話によると、睡眠時に一番休ませなければならないのは、発熱量が多い「脳」だという。
脳を休ませるには、鼻から冷たい空気を吸って、“空冷式”で脳を冷やすことが重要となる。睡眠時、脳にとっての快適な室温は23℃前後とかなり低め。一方で、脳以外の身体にとっての適温は26℃前後のため、温度差がある。

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そこでエアコンの設定温度は、2つの適温の間を取った24~25℃が熟睡のための“正解”に。身体が寒いと感じると眠りが浅くなってしまうため、布団をかける。
梶本院長の話では、夏でも冬用の布団をかけた上で、暑くない程度まで室温を下げるとよいとのことだ。
また、就寝中はタイマーを使って途中でエアコンを切るという人も多いが、じつは朝までつけっぱなしにするのが“正解”。とくにマンションなどの場合、コンクリートの蓄熱により深夜まで室温が下がりにくく、就寝中に湿度が上がって熱中症のリスクもあるため注意が必要だとしている。
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この解説に、コメント欄では「エアコンでガンガンに冷えた部屋で毛布かけるという背徳的な贅沢が正解だったとは」「クーラーガンガン効かせて 布団にくるまって過ごすの 子供の頃めっちゃ好きだった」「24度は相当寒いわ…でも、脳には快適なんだね」といった声がみられた。
また、「今日さっそくやってみたけど、びっくりするほど目覚めが良い。目覚ましが鳴っても何回も二度寝することに悩んでいたけど、今日は二度寝しなかった」と報告する人も。
もちろん、快適と感じる環境には個人差もあるため「この情報を基準にして、自分に合う方法を調整していった方がいい」との意見も見受けられた。
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