夏休み期間に合わせて警戒を強化です。23日、愛知県警は「メイド」や「学校」など独特の世界観を表現し、人気を集めている「コンセプトカフェ」で、未成年による違法な接待が行われていないかどうか立入調査を行いました。
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名古屋市中村区で去年から営業している、コンセプトカフェ「おれのメイド。」。メイド服を着た店員とのチェキ撮影や会話などが楽しめます。
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（おれのメイド。ぜろさん）「できました。（ケチャップで描いた）うさぎさんです」
独特の世界観を表現したコンセプトカフェは今、若い世代を中心に人気を集めていますが、法律では18歳未満に接待をさせたり、客として出入りしたりすることを禁じています。20人ほどが働くこの店では18歳未満を働かせないことはもちろん、客として入店させないことを徹底しているといいます。
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（おれのメイド。宮迫海渡オーナー）「見た目が年齢と違うことは往々にしてあるので。若く見えたら、20代くらいに見えたら、年齢確認をするようにしている」
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しかし、一部の店では問題も…。7月4日には名古屋市内で「地雷系男子」をコンセプトにした店を無許可で営業したうえ、17歳の少年に接待をさせていたとしてオーナーの男ら2人が逮捕されました。
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アルバイトの応募者に書かせていたアンケートには「16歳高校生」の文字も…。（中村警察署 生活安全課 鈴木信宏 課長代理）「夏休みに入ると、どうしても子どもは生活リズムが乱れるので。接待を伴うとか深夜にアルバイトをする子どもも出てくる可能性がある」
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夏休み中の子どもたちが違法な店で働いたり、客として出入りしたりすることがないよう、愛知県警は23日に名古屋市中村区にある4つの店舗に立入り調査を行いました。
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その場で違法行為は確認されませんでしたが、CBCが取材した「おれのメイド。」を除く3つの店で、15歳から17歳の少女4人が働いていたということで、警察は今後、違法な接待がなかったかどうかを調べる方針です。
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（中村警察署 生活安全課 鈴木信宏 課長代理）「違法事実があれば、しっかりと摘発していきたい」警察は夏休み期間中に定期的に立ち入り調査を行い、警戒を強化することにしています。