「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、タカギと共同で実施した子育て世帯における家庭の飲み水についての調査結果を7月23日に発表した。同調査は2024年6月14日~6月21日の期間、1都3県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)に在住し、子どもが0歳~小学生の頃、子どもの食事に関わることが「ある」「ときどきある」と回答した20代~60代の男女431人を対象にインターネットを用いて行われた。
子どもが0歳~小学校の頃の家庭の主な飲み水について調査。月にかける家庭の飲み水の費用の目安を聞いたところ、昭和の子育て世帯に比べ、令和の子育て世帯は、家庭の飲用水にお金をかけていることがわかった。
物価の上昇があるとはいえ、令和の子育て世帯が月額1,000円以上お金をかける割合は51.5%と、昭和の子育て世帯の26.5%に比べ、25.0%増とおよそ倍の割合に増えている。令和の子育て世帯は「月額1,000円以上」が過半数、「3,000円以上」も約2割という結果になった。
また、同時期に子どもが主に飲んでいる(飲んでいた)家庭内の飲み水として、「水道水(そのまま)」と回答した割合は、令和:24.5%、昭和:32.4%となった。
令和の子育て世帯は、昭和の子育て世帯に比べ、水道水をそのまま飲む人は減った一方、煮沸して飲む人の割合が12.3%増加。割合にして約3倍という結果に。またウォーターサーバーの水を飲む人の割合が6%近く増加している結果となった。
また、飲用水別の月額費用を聞いたところ、「浄水器」「市販の水」「ウォーターサーバー」のうち、「浄水器」の月額費用は1,000円未満の人が52.6%と、最も月額費用が抑えられる割合が高い結果となった。
令和の子育て世帯が選ぶ「主な」飲用水として、「市販の水」や「ウォーターサーバー」も増えているが、併用も含めると、6割以上の子育て世帯で浄水器を使用していることがわかった。
昭和の子育て世帯は浄水器の利用が3割程度だったため、その割合は2倍程度に増加した。