全国各地で梅雨明けし、本格的な夏が到来している、2024年7月25日現在。
厳しい暑さが続いているため、熱中症対策で室内ではエアコンをつけっぱなしにしている人は多いです。
エアコンをずっと稼働させていても、外の気温が高いと、部屋の中まで影響します。
「もう少し涼しくしたい」という気持ちから設定温度を下げることもありますが、電気代のことを気にしてしまいますよね。
電機メーカーのダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)によると、エアコンの設定温度を下げる前に、別の方法で部屋を涼しくする方法をすすめています。
同社のウェブサイトでは、次のように説明されていました。
設定温度を下げる前に、風量を強くしてみましょう。 [ 風量設定 ]
暑く感じた時、エアコンの温度設定を下げる前に、風を自分の方に向けるか、風量を強くすることを試してください。
体感温度が下がり、同じ温度でも涼しく感じます。
扇風機を使って体に適度な風を感じることでも同じ効果を得ることができます。 実は、エアコンで使う電気のほとんどは、温度を下げる時に使われます。
風量を強くするとほんの少しだけ消費電力は増えますが、温度を下げる時に消費する電力と比べると比較にならないくらいわずかです。
ダイキン工業株式会社 ーより引用
エアコンの風を自分がいる場所に向けるほか、『風量設定』を強くすることも有効。また、扇風機を使っても、涼しく感じることができるそうです。
『風量設定』を強くするほうが、設定温度を下げるより、消費電力は少なく済み、コスパもいいのだとか。
ちなみにダイキンの場合、『風量設定』は自動設定にしておくと、部屋が冷えるまでは強風で、その後は微風という具合に、効率よく快適に冷えるよう、風量の調整を行う機能も付いているといいます。
夏の間は、長く使うエアコン。搭載されている機能を上手に活用して、少しでも電気代を節約できるといいですよね。ぜひ、試してみてください!
[文・構成/grape編集部]