全世界で合計300万時間達成です
アメリカの大手防衛関連企業であるロッキード・マーチンは2024年7月22日、同社が製造するベストセラー輸送機C-130J「スーパーハ―キュリー」シリーズが、総飛行時間300万時間を突破したと発表しました。
「雨にも負けず風にも負けず」で驚異の”300万時間”! ベス…の画像はこちら >>アメリカ空軍のC-130J(画像:アメリカ空軍)。
C-130Jは、1996(平成8)年に初飛行した軍用輸送機で、これまでに全世界20か国以上で採用され、生産機数は540機を超えるまさにベストセラー輸送機です。また、同機をベースにした派生型も多数登場しており、特殊作戦用のMC-130Jや、敵を圧倒的な火力で制圧するAC-130J、さらに気象偵察用のWC-130Jなど、バラエティに富んだラインナップとなっています。 今回の記録は、これら全世界で運用されているC-130Jシリーズの機体で、1996年4月5日の初飛行から2024年7月までに記録された、すべての飛行時間を合計したものとのこと。ロッキード マーティンの航空機動および海上任務事業部門の副社長兼ゼネラルマネージャーであるロッド・マクリーン氏は、今回の記録について「この300万時間という飛行時間は、C-130Jのグローバル・フリートの実証された能力と世界中で幅広く運用されている存在感を示しています」と述べています。