【速報】木更津総合が延長サヨナラV 6年ぶり8度目の甲子園 市船橋との激闘制す 第106回全国高校野球 千葉大会 最終日

160校148チーム(連合5チーム)が出場した第106回全国高校野球選手権千葉大会の決勝が27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアムで行われ、木更津総合がタイブレークの末、2―1で市船橋に延長十回サヨナラ勝ちし優勝、6年ぶり8度目の甲子園出場を決めた。
2年前と同じ顔合わせとなった決勝は、木更津総合・千葉と市船橋・工藤の両先発による投手戦。市船橋が三回、合津の三塁打と平野の内野安打で先制したが、木更津総合が五回に千葉の中越え適時二塁打で追い付いた。両校とも追加点が奪えず延長となり、タイブレークの十回裏無死一、二塁、木更津総合の送りバントを処理しようとした市船橋の一塁送球がそれ、二塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。
木更津総合の千葉は9回を投げ、十回から石沢が登板。市船橋の工藤は落ちるボールで三振を奪う好投で、最後までマウンドに立った。
市船橋の攻撃だった十回表1死二、三塁、捕手からの送球が三塁走者に当たり、ボールがファウルゾーンに転がる間に走者がホームイン。しかし、守備妨害があったとして得点が認められず、市船橋側の抗議で試合が一時中断する場面があった。
千葉大会は6日に開会式を行い、10日から試合がスタートした。優勝した木更津総合が出場する全国選手権は、8月7日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。同4日に組み合わせ抽選会が行われる。