「アルコールが残った状態で運転した」酒気帯び運転で上越市役所職員の男を現行犯逮捕【新潟】

3月11日、酒気を帯びた状態で車を運転したとして、上越市役所職員の男が現行犯逮捕されました。

道路交通法違反(酒気帯び運転)で現行犯逮捕されたのは、上越市役所職員の佐藤明弘容疑者(45)です。

佐藤容疑者は11日午後7時10分ごろ、上越市内の国道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転しました。

警察によりますと、佐藤容疑者の運転する車がふらつきながら走行していたため、不審に思った警察官が車を止めさせ職務質問したところ、佐藤容疑者の呼気からアルコール分が検出されたということです。

警察の調べに対し、佐藤容疑者は「アルコールが残った状態で運転したことは間違いない」と話し、容疑を認めています。警察が経緯などを詳しく調べています。

また、職員の逮捕を受けて上越市の中川幹太市長は「社会全体で飲酒運転の根絶に向けた取り組みが進められている中、職員が酒気帯び運転という重大な法令違反の容疑で逮捕されたことは誠に遺憾であり、市民の皆さんの信頼を大きく損ねてしまったことを心からお詫び申し上げます。現在、事実関係を調査中であり、調査結果がまとまり次第、厳正に対処してまいります」とコメントしています。