「トイレの使用は特権と思え」と教師が発言か 保護者が激怒し問題が発覚

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子供たちのトイレ利用について、特に授業中には一定のルールを設けている学校があるようだ。とある女子校では教師が児童に対して暴言を吐きトイレを施錠していたとして、保護者の不満が爆発。
学校側も対応に追われていることを、『Metro』など海外メディアが伝えている。
11~18歳までの児童・生徒が在籍するイギリスの女子校で、学校におけるトイレの使用が問題になっている。
娘を通わせているという女性(34)によると、子供たちに対してある教師が「トイレに行く権利なんかお前らにはない」「特権だと思え」と言い放ったというのだ。
実際に、トイレが開放されるのは通常の休み時間と昼休みの間のみで、それ以外の時間は施錠されているのだという。
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同女性は「私はフルタイムで働いていますが、(授業中にはトイレに行けないと聞いて)常に子供のことを心配するようになりました」「学校には安心して預けたいと願うばかりです」と話す。
また「トイレに行きたいと思いながら授業に集中するなんてムリですよ」「もし漏らしてしまったら、どんなに恥ずかしい思いをするか…」「ここは学校ですよ、刑務所じゃありません」とも話し、学校の方針がおかしいことを示唆した。
学校もメディアの取材に応じ、「(トイレについては)安全を守るために各教員が取り締まっています」などと述べ、施錠されている場合には鍵を渡すなどして中に入れていると説明した。

病気などの影響でトイレを頻繁に利用する必要がある場合には、体調不良が事実であるとする証明書など“証拠”の提示を求めたいとしている。
また教師が「トイレに行けるのは特権だ」と言ったとする件については、「調査中です」とコメントした。
この問題をメディアに明かした女性は、学校とのやり取りを通して「ふざけて何度もトイレに行く子供がいるのではないでしょうか。そんな印象を受けました」「だとしても、そんな子はいても数名でしょう」「そのせいで全員を罰するなんておかしいですよ」と話している。
日本の学校でもトイレで重大な問題が起こることがたまにあり、普段から気をつけている学校がある。すべては子供たちを守るためとはいえ、学校側も苦労が絶えないのが現状のようだ。
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)