古い蚊取り線香、捨てるのちょっと待って! 企業が教える意外な情報に「危うく…」

気温が上がってくると頭を悩ませるのが『蚊』の存在です。
蚊の対策グッズはさまざまなものが売られているため、場所によって使い分けている人もいるでしょう。
屋外に置くタイプの対策グッズとしてメジャーなのが『蚊取り線香』です。
蚊取り線香を買ったはいいけれど、容量が多く「夏の間に使いきれず余ってしまった」という経験はありませんか。
『金鳥の渦巻』を販売するKINCHOの公式ウェブサイトでは、余ってしまった蚊取り線香の使用期限を紹介しています。
蚊が出る季節が終わり、余ってしまった蚊取り線香は、残しておけば翌年も使えるのでしょうか。
KINCHOは、蚊取り線香の使用期限について次のように回答しています。
金鳥の渦巻に明確な使用制限はありませんが、通常の部屋で保管されていたものであれば少なくとも3年経ったものでもご使用いただけます。
金鳥の渦巻は長期保管しても大幅に効果が低下することはありませんが、大部分が天然植物原料から構成されているので、なるべく早めにお使い下さい。
KINCHO ーより引用
『金鳥の渦巻』は3種類のサイズがあり、ミニサイズは1巻で約3時間、大型サイズなら約12時間の燃焼時間です。
1パックに入っている数は10~30巻と多いため、使いきれない場合もあるでしょう。
しかし、適切な環境下で保管すれば少なくとも3年は使えるそうです。
余ってしまった蚊取り線香は直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所で保管しておきましょう。
蚊取り線香は変形を防ぐため、2巻が互い違いに組まれた状態で箱や缶に収納されています。
使う時には2巻をバラバラにする必要がありますが、ぴったりとくっ付いて外せず困った経験はありませんか。
そのような時には、蚊取り線香の『中心部を軽く上下に』押してみましょう。
くっ付いていた2巻が外れてきたら『中心の太くなっている所』を上下からつまみ、そっと外します。
くっ付いている2巻を端から無理に外そうとすると折れてしまうことがあるので、必ず中心から外すようにしましょう。
1世紀以上の歴史があるKINCHOの蚊取り線香は、香り付きや動物用などのバリエーションも豊富です。
好みや目的に応じて多めに購入した場合でも、3年ほど使えると知っていると安心して次のシーズンに持ち越すことができます。
余ってしまった蚊取り線香は捨てずに、来年以降に使えるように大切に保管しておきましょう。
[文・構成/grape編集部]