オリンピック開催地!フランス発祥の「パルクール」を取り入れたユニークな学童保育「ジャンプする・走る・跳び越える・バランスをとる」遊びながら出来る!

今回のオリンピック開催地、フランス発祥のスポーツとして知られる「パルクール」を取り入れたユニークな、ある学童保育を取材しました。
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塗り絵や工作を楽しむ子どもたち。ここは愛知県安城市に、このほどお披露目されたばかりの民間の学童保育「りんぐ」です。
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施設の1階部分には、ぶつかっても安全な素材の箱やマットなどで作られたコースが。この学童保育では障害物を乗り越えて進む「パルクール」が体験できるというのです。
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(RINGANJO 角谷僚亮さん)「子どもの体力・運動能力の低下。それを何とかできたらと思って作った」こう話すのは、この施設の代表を務める元・小学校教諭の角谷僚亮さん。
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日本の小学生の体力が2018年度から年々低下しているなか、角谷さんが元教諭の立場から何とかこの問題を改善させようと目をつけたのが「パルクール」でした。(学童保育りんぐ角谷僚亮 代表)「ジャンプする・走る・跳び越える・バランスをとる、この動きが全部含まれている。いろんな動きをすることで、遊びながらいつのまにか、この動きができるようになっていたとなることを期待している」
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子どもたちも目を輝かせながら夢中で楽しんでいます。(児童)「パルクールがある所。あれが楽しかった」「楽しい。室内だけで遊ばずにカラダを動かすことができるから」
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(保護者)「スポーツとか暑い夏にカラダを動かすきっかけになるのかな」「外にも暑くて連れて行けないし、ちょうど良かった」また、この学童保育では、親の就労に関係なく、子どもを受け入れるなど、今後も保護者の多様なニーズに応えたいとしています。
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(保護者)「共働きだけど祖父母と住所が一緒で、公立の学童保育に預けられなくて。ありがたいです」「私が仕事をしていない分、どこも受け入れがないので助かる。家のこととかも、その分はかどる」
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(学童保育りんぐ 角谷僚亮 代表)「子どもを産んで一人で育てなくてもいい。自分の時間が欲しかったら預けて、地域の人に見てもらえればいい。運動に関しても、いろんな体験を通して、みんなが成長していく。そんな施設にしていきたいと思います」この学童保育は夏休み明けの9月から本格的にオープンする予定です。