関西 今週末は大阪など40℃予想 4日頃~熱帯擾乱の動きに注…の画像はこちら >>
関西では、8月のスタートは夏空が広がり、大阪など40℃くらいまで気温の上がる所があるでしょう。各地で危険な暑さとなりそうです。熱中症に厳重に警戒をしてください。また、4日(日)頃からは、にわか雨が起こりやすくなる可能性があります。外でのレジャーは注意が必要です。
2週間天気(前半) 大阪・奈良で40℃予想 熱中症に厳重警戒
明日31日(水)の午前中にかけては、滋賀県北部を中心に雨や雷雨となるでしょう。そのほかは晴れる所が多く、猛暑と熱帯夜が続きそうです。8月1日(木)~3日(土)にかけては、再び太平洋高気圧が強まり、関西では広く晴れる見込みです。上空には非常に暖かい空気が流れ込むため、各地で危険な暑さが予想されています。大阪や奈良で40℃予想と、これまでに経験したことのないような暑さになる恐れがあります。統計開始以来、最も気温が高かった記録は以下の通りです。・大阪 39.1℃(1994/8/8)・京都 39.8℃(2018/7/19)・神戸 38.8℃(1994/8/8)・彦根 37.7℃(2014/7/26)・奈良 39.3℃(1994/8/8)・和歌山 38.5℃(2013/8/11)この気温を上回ったり、関西では30年ぶりの40℃以上を記録したりすることも考えられます。「日中の買い物や畑仕事などはできるだけ避けるようにしよう」など、家族や周りの人と声を掛け合い、危険な暑さに備えてください。また、この先、日本の南の海上に熱帯低気圧または台風が発生する可能性があり、その動きによって天気が左右されそうです。関西では、4日(日)頃からは湿った空気の影響を受けやすく、南部を中心に雨の降る所があるでしょう。中部や北部でもにわか雨が起こりやすくなる可能性があります。外でのレジャーは天気の急変に注意が必要です。太平洋沿岸での海のレジャーは波の状況など最新の情報に注意をしてください。
2週間天気(後半) お盆にかけても猛暑と熱帯夜が続く
関西では、太平洋高気圧に覆われて、夏空の広がる日が多いでしょう。ただ、湿った空気の影響で、にわか雨の起こりやすい日もありそうです。天気の急変には引き続き注意が必要です。気温は、少しの変動はあるものの、最高気温35℃以上の猛暑日や、熱帯夜の続く所が多いでしょう。8月7日(水)は、二十四節気の「立秋」です。暦の上では秋ですが、夜風に秋の気配を感じられるのは、まだまだ先となりそうです。猛暑の出口はまだ見えない状況です。日々の疲れをためないよう、体調の管理には十分注意をしてください。
夜間も熱中症への万全な対策を
夜間も気温の下がりにくい日が続いており、関西では記録的な暑さとなっている所もあります。ぜひ、以下のことを、家族や周りの人に声を掛けてあげましょう。①寝る前に水分補給をしましょう。熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置いておきましょう。②エアコンを上手に使いましょう。熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、このところの暑さを考えると、エアコンはタイマーではなく、朝までつけっぱなしにしましょう。