エアコンを使う時期に起こりやすいのが、水漏れトラブル。エアコン本体から水が落ちてくると、「故障したかもしれない」と焦る人も多いでしょう。
しかしエアコンが水漏れする原因は故障だけではありません。
水漏れしている場所や状況に応じた対処法を、エアコンメーカーとして知られるPanasonic Japan(パナソニック公式)(panasonicjp)のInstagramより紹介します。
エアコンの水漏れに気付いたら、まずは『どこからどのように水漏れしているのか』を確認してみてください。
吹き出し口から水漏れしている場合は、室外機周辺のドレンホースから水が出ているか確認しましょう。
ドレンホースからはエアコン内部で発生する水が排出されます。もしドレンホースの先端が水に浸かっていたり、ホースの途中が折れ曲がっていたり、ゴミが詰まっていたりすると、水をうまく排出できません。
排出されるはずの水が行き場を失い、室内側へ逆戻りしてしまいます。
ドレンホースに異常がある場合は直し、もし異常がなければフィルター掃除をしたりクリーニングをしたりしてみてください。
水滴が付く場合は、室内機から出る冷気と高い室温との温度差による結露が原因と考えられます。以下の対策をして水滴の付着を防ぎましょう。
・ルーバーに冷気が直接当たらないように、風向きを調整する。
・窓やドアを閉めておく。
・温度を20℃以上に設定する。
・時間をあけて冷房・除湿運転する。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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吹き出し口ではなく、エアコンの背面から水が漏れ出しているような場合は、対処方法が異なります。設置の仕方や本体の異常が考えられるため、できるだけ早く点検・修理を依頼しましょう。
たとえ少量であっても、エアコンの水漏れを放置するのは大変危険です。エアコン本体はもちろん、家の壁にカビが生えるといった生活環境にも影響を及ぼす可能性があります。
水漏れの対処法を行なっても解決しない場合、吹き出し口以外から水漏れしている場合は、使用しているエアコンのメーカーへ早急に問い合わせて、点検・修理について相談してみてください。
[文・構成/grape編集部]