ギョーザ食べて準決勝へ!田中雄己選手 市民プールからパリへ “水の呼吸”で予選20位 羽根田卓也選手の背中を追いかけて【パリ五輪】

8月1日夜、パリオリンピックカヌースラローム カヤックシングル準決勝に挑む田中雄己(ゆうき)選手。岐阜県中津川市出身の22歳です。カヌー界のレジェンド羽根田卓也選手の背中を追いかけ、初めてオリンピック代表の座をつかみました。
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羽根田選手は7年前、CBCテレビの番組に出演したときから田中選手を評価していました。(羽根田)「もちろん、彼はここ2,3年でメキメキ実力をつけてきて、たまに一緒の練習場で漕ぐこともあったりします」その当時、田中選手は主に市民プールで練習をしていましたが、2年前から“憧れ”の羽根田選手が練習パートナー。
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羽根田選手直伝の“水の呼吸”を習得し、予選は91.78で20位。予選上位20人で争う準決勝進出を決めました。そんな田中選手は大会前、羽根田選手と大会期間の食事についてある会話を…。

(羽根田選手)「食堂っていうのがあって、世界各国の選手たちがその食堂に一堂に会していろいろな食事を楽しめるんだけど、各地域の食事があって…」(田中選手)「日本食とかもある?」(羽根田選手)「日本食もある」(田中選手)「え」(羽根田選手)「お寿司とかもあるし」(田中選手)「寿司あるんすか」(羽根田選手)「餃子とかもあったり」(田中選手)「ギョーザ!!」
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すると、羽田選手から一つ注意点が…(羽根田選手)「ただ、美味しいご飯には行列が並ぶから」(田中選手)「あーなるほど」(羽根田選手)「ちょっと行列を待たなきゃいけなかったり…」(田中選手)「餃子行きたいっすね、ちょっと僕並びますね」(羽根田選手)「笑い」 (田中選手)「並んで餃子食べよう」
田中選手は、世界各国の食事を力に変え、8月1日夜の準決勝で戦います。