『虎に翼』優未の“一言”、寅子だけでなく視聴者も「ハッと」「…の画像はこちら >>
31日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)の娘・優未(竹澤咲子)が、寅子に言った“一言”が、Xでも視聴者の反響を呼んでいる。
学校行事の山登りで、「クラスの中で嫌われている子」と同じ班になった優未。帰宅すると、寅子に山登りでの出来事を話す。
山登りが班ごとの競争のようになってしまい、別の班の子が転倒してケガをしたため、優未と同じ班になったその子が背負い、優未が荷物を持って下山したという。
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疲労困憊の様子の優未に、寅子が「優しいのね」と言うと、優未は「違うよ。だって困ってる子を助けるのは普通のことでしょう?」と不思議そうに言い、寅子は少し驚いた様子で微笑みを浮かべた。
この優未の言葉に、Xでは「優未ちゃんいい子だな」「心根が本当に素晴らしい」「とても自然にいい子に育ってるよー優三さんー」との声が。
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寅子の亡き夫で優未の父である優三(仲野太賀)は、気弱な部分がありながらも温厚で優しい人物。収容所の病室では自身も病に苦しみながらも、病状が重くなった隣のベッドの兵士に、大切にしていた寅子のお守りを手渡して励ますなど思いやりを持っていた。
優三のような優しさが身についている優未に、「優しさと強さを両親から受け継いだなぁ、優未ちゃん」「優三さんの娘だ…」「ときどき優三さんに見える優未ちゃん…」「優三さんが、いないけど、いるね」との声が。
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さらに、「困ってる子を助けるのは普通のこと」との一言に、「泣けた。そうだよね。その通りだ。本来当たり前のことなんだよ」「ハッとさせられた」「これってまさしく人権と合理的配慮の考え方だよね」といったコメントもみられる。
中には、「私のそんな綺麗な心、どこに落としてきたかな」「いつからかそんなことが気付かなかったり、できなくなったりしちゃうんだよね」と思わず反省する人も。
また、「そんな優未から寅子が学ぶことも多いだろう」「優未のこの言葉は、優三さんの言葉と並んで寅子の指針になる気がする」「弱者を助けるのは『優しい』からではない。『困ってる子を助けるのは普通』だから…と話す小学生。この作品の柱の一つがコレなんだろうな」と考察する意見も見受けられた。