浴室のカビ対策、効くのは水?湯? 正解に「今日から変えます」「間違ってた」

湿気の多い時期に特に気になる、お風呂のカビ。一度発生すると厄介なカビは、生える前になるべく防ぎたいですよね。
カビ対策として、使用後に浴室内のシャンプーやせっけんをシャワーでしっかりと洗い流すようにしている、という人もいるでしょう。
暮らしに関わるサービスを展開する『くらしのマーケット』(curama.jp)のInstagramでは、お風呂のカビの最新対策方法を紹介しています。
お風呂に入った後に簡単にできるカビ対策だけでなく、洗剤を使わずにできるカビ対策など、すぐに真似できる方法を教えています。
悩ましいカビを発生させないよう、しっかりと学んでおきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
そもそもカビはどのくらいの日数で発生してしまうのでしょうか。
黒い点が目立つ『黒カビ』は、群生して姿を現すのに最低でも5~7日かかるのだそうです。
排水口などのピンク汚れの原因は『ロドトルラ』という酵母の一種が増殖したもので、2~3日で急速に群生します。
どちらの汚れも放置してしまうとあっという間に広がってしまうため、日々のお手入れが欠かせません。
カビの増殖の3要素といわれているのが、『温度』『湿度』『栄養』です。
カビの発生を防ぐためには、これらの条件がそろわないよう対策をしなければいけません。
カビの栄養となるシャンプーやせっけん汚れ、壁や床に付いた皮脂や垢を、入浴後にしっかりと洗い流すことがカビ予防の第一歩です。
カビ増殖の3要素を防ぐためには『湯』で流すのが適切です。お湯は水よりも蒸発しやすいため、浴室が早く乾きます。
シャワーはまず壁にかけ、床に流れ落ちた水が排水口に向かって流れるようにシャワーで流しましょう。
浴室は一般的に排水口に向かって勾配がついているため、スムースに流せるでしょう。浴室の隅や端は特に注意して流すようにします。
浴室を早く乾燥させるために、まずは水気を切ることが大切です。
スクイージーで水を切ると早く乾燥するため、壁や床、浴槽まわりなどに行ってみましょう。
もしも浴槽内にお湯が残っている場合は、浴室内に蒸気がこもることを防ぐためにふたを閉めるようにします。
最後に換気扇を回しますが、換気扇を回す時はドアや窓は閉めましょう。
開いていると、外気を換気扇が吸い出してしまい、湿気を取るのに時間がかかってしまいます。また、ドアを閉めることで、脱衣所の湿気対策にもなります。
カビの発生を防ぐためには、汚れをしっかり洗い流し、浴室内を早く乾燥させることがポイントです。
掃除のポイントを覚えて、日々の掃除に役立てましょう。
[文・構成/grape編集部]